コットンプロジェクトとは

　特定非営利活動法人(ＮＰＯ法人)くるみの木は、このたび、独立行政法人福祉医療機構(ＷＡＭ)の助成を受け、「コットンプロジェクト」事業を開始することとなりました。

　この「コットンプロジェクト」は、休耕地を活用し、地域の元気な高齢者等のお力を貸していただいて、就労施設で働く障害者と一緒に、畑で無農薬の綿を栽培し、その綿から糸を紡ぎ、紡いだ糸から布を織り、オーガニックコットンの製品開発を行ない、障害者の工賃アップにつなげていくというものです。

　この地域では、川越唐桟(かわごえとうざん)や入間市の野田双子織(のだふたこおり)などの伝統的な織物があり、昔から地域で綿を栽培し綿繊維を作る文化がありました。

　今回の「コットンプロジェクト」では、こうした物つくりの伝統を体験するワークショップを開催し、地域の方々と物づくりの楽しさを共有します。